華やかな空間に似合う、人にも環境にも優しい和蝋燭。
『越前和蝋燭』は江戸時代に創業、仏教と共に発展した日用品です。また〝華燭の典〞の言葉通り、儀式にも不可欠なものでした。「原料は、植物のハゼの実で、芯は特別に漉いた和紙。それに揺らぐ炎は消えにくく、油煙も少ない。和蝋燭は意外にも環境に優しいんです」 一般的な生成色の棒型の他、様々な形や模様、色を取り入れたものがあり、どれもが空間を明るく、優しく包んでくれます。時代が変わっても和蝋燭は〝華燭〞の意味で、広く活用できそうです。また、最近は、インテリアやパーティ演出での利用もあります。
花模様の蝋燭にも注目を。
和蝋燭の芯は和紙で、芯中心は空洞です。それにより炎には常に空気が送られるため、長く燃え続けます。従来品の他、現代生活に彩りを添える形や香りを加えたアイテムも作られており、贈答用にも利用できます。
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